令和4年1月15日、北神・三田地域の急性期医療の確保に関する検討委員会(神戸市・済生会病院・三田市・三田市民病院を軸に医療関係者・地域関係者などが参加)において再編統合検討が進められている中、三田市主催の市民意見交換会がウッディ市民センターで開催された。参加者は1会場20名程度に制限、今回が初めて順次各地で開催の予定。まず、三田市から、病院再編統合の必要性、検討状況などの説明があった。必要な理由は3つ。1つ目は新専門医制度への対応、2つ目は医師の働き方改革への対応、そして3つ目は県内公立病院における再編統合の流れが挙げられた。一口でいうと医師の確保難、ということであった。市からの当日の説明資料は添付ファイルの通り。引き続き、参加市民から意見が述べられた。合意形成、必要資金、地域完結の医療システム、新病院建設地、新病院までの交通、デメリットに関することなど様々。30分の予定が約1時間にも及ぶ熱い意見交換がなされた。概ね、再編統合に対して、受容的な反応であった。
筆者も意見表明した。現市民病院を新病院のサテライト病院として新病院体制の中に位置づけて継続して維持運営したらどうかということが趣旨。新病院が出来る共に現病院も医師確保に困らずに且つ国・県の再編助成を受けて割安に整備し維持運営するという提案。提案内容は添付ファイルの通り。参考まで。